さすが大学ナンバーワン 慶大・伊藤2打席連発で「4番」アピール

[ 2011年6月17日 18:01 ]

2打席連続で本塁打を放った慶大の伊藤隼太

 第56回日米大学野球選手権に向けた日本代表選考合宿が17日、神奈川・平塚球場で行われ、初日の紅白戦では大学ナンバーワン野手との呼び声高い慶大の伊藤隼太外野手(4年)が2打席連続で本塁打を放った。

 野手28人が順番の打席に立つ変則的な紅白戦で、紅組11番の伊藤は3回、二塁に走者を置いて名城大・河野清太郎投手(1年)の初球を完ぺきにとらえライトスタンドへ。一塁に走者を置いて迎えた第2打席は、横浜商大の岩貞祐太投手(2年)の直球にやや詰まりながらもバックスクリーンまで運んだ。

 打った伊藤自身は「まぐれですよ。2発なんて打ったことない」と笑ったが、昨年の世界大学野球選手権に続き4番の座と射止めるのに十分なアピールだ。同じく主軸候補の東洋大・鈴木大地内野手(4年)も1本塁打を含む2安打を放ったが、「あいつ(伊藤)は本当にいいバッター。ああいうバッターにつなぐ役目もいいなと思います」と4番はもう決まったかのように話した。

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2011年6月17日のニュース