石川、館山らが仙台避難所訪問 サインなど約1時間交流

[ 2011年5月19日 21:05 ]

難所を訪れ、出迎えを受けるプロ野球ヤクルトの石川雅規投手(手前)と館山昌平投手

 プロ野球ヤクルトの石川雅規投手(31)や館山昌平投手(30)らが19日、東日本大震災の避難所となっている仙台市の六郷中を訪問し、サインをしたり、球団グッズを配ったりするなど約1時間、交流した。選手会長を務める秋田出身の石川投手は「一言で頑張ってくださいとは言えないが、皆さんを見て逆に前向きになれた」と話した。

 ヤクルトは20日から行われる楽天との2連戦に備えてこの日、仙台市に入った。震災当初は約1200人が集まったという中学校には、現在も約240人が生活する。館山投手は「今も避難所生活があることを認識しないといけない。応援してるよ、と言ってもらえた」と述べた。

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2011年5月19日のニュース