東北 無念の初戦敗退、九国大付初の8強、北海は48年ぶり

[ 2011年3月28日 16:26 ]

<大垣日大・東北>初戦敗退し、引き揚げる上村(左から2人目)ら東北ナイン

 第83回選抜高校野球大会第6日は28日、甲子園球場で1、2回戦の計3試合を行い、北海(北海道)九州国際大付(福岡)が準々決勝へ、大垣日大(岐阜)は2回戦に進出した。

 北海は6回に代打松本の中前適時打で均衡を破ると、エース玉熊が丁寧な投球で天理(奈良)を完封して1―0と競り勝ち、準優勝した1963年以来48年ぶりの8強入りを果たした。

 九州国際大付は4回に集中打で3点を勝ち越し、三好の12三振を奪う力投で日本文理(新潟)を4―2で振り切った。春夏通じて初のベスト8進出で、福岡勢は選抜大会通算50勝。

 1回戦最後のカードでは、東日本大震災の被災地から出場の東北(宮城)が、昨春ベスト4の大垣日大(岐阜)に0―7で敗れた。大垣日大は畑の先頭打者本塁打など全員の17安打で圧倒。東北は大垣日大の左腕葛西に10三振を喫し、4安打完封された。

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