古巣・東北の分まで…若生監督 満足顔「いい試合」

[ 2011年3月28日 14:58 ]

第83回選抜高校野球2回戦 九州国際大付属4―2日本文理

(3月28日 甲子園)
 九州国際大付はこつこつと単打を集めて得点を重ねた。1イニングに3本の本塁打が飛び出した1回戦とは対照的な試合運びだったが、若生監督は「単打でつないで畳み掛けるのがうちの野球。いい試合をしたと満足している」と大きくうなずいた。

 直前の第1試合では、東日本大震災で被災した東北が登場。かつて監督も務めた古巣の戦況を室内練習場のテレビで食い入るように見つめていたそうで「東北の分まで(頑張ろう)という気持ちはあった」と話した。

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2011年3月28日のニュース