ヤクルトの日程変更難航…4月中の主催試合はすべて未定

[ 2011年3月28日 18:42 ]

 セ・リーグが28日に発表した日程変更で、神宮での4月中のヤクルトの主催試合はすべて未定とされた。東日本大震災で東京電力管内での4月中のナイター自粛が決まった際には、東京ドームばかりが注目されたが、大学野球と共用している神宮球場も大きな影響を受けている。

 4月に神宮では横浜、中日、巨人と3カードが予定されていたが、土曜日から水曜日は東京六大学リーグ、木曜日と金曜日は東都大学リーグに球場使用の優先権があり、単純にデーゲームへの変更はできない。

 大学側と調整したいとしているが、譲ってもらえない場合は他球団の本拠地か、地方球場での開催しかない。ヤクルトは静岡県営草薙球場や松山市の坊っちゃんスタジアムでの開催を検討するなど地方球場も視野に入れている。球団幹部は「神宮でやりたい」と口をそろえるが、六大学は4月9日の開幕を発表済み。東都も3月30日の理事会・監督会で開催日程が決まる見込みだ。

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2011年3月28日のニュース