旧広島市民球場、ベンチは12万8000円

[ 2010年10月25日 06:00 ]

旧広島市民球場で開かれた球場備品の公開オークション

 広島の昨春までの本拠地で、年内に解体が始まる予定の旧広島市民球場(広島市中区)で、球場の備品が公開オークションにかけられ、一塁側ダッグアウトベンチの12万8000円を筆頭に高額落札が相次いだ。

 「さよならイベント」の一環で、事前に応募した約60人が参加。落札額は一塁側ブルペンのホームベースが8万1000円、トイレの表示看板(男女用一対)にも3万9000円の値が付いた。一方、解体に反対する市民グループのメンバーが、球場の入り口で賛否を問う「投票」を実施。またイベント終了直前の「終球式」で、投球した秋葉忠利市長に観客の男がボールを投げ付け、警備員に取り押さえられる場面もあった。

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2010年10月25日のニュース