東大、26季連続最下位…それでも主将は感無量

[ 2010年10月25日 06:00 ]

<東大・法大>試合終了後、涙を流す東大・前田主将

 【東大2-11法大】東大は今季、早大戦で1勝を挙げ、08年秋から続いていた連敗を35でストップしたが、26季連続の最下位でシーズンを終えた。

 それでも2番手で登板し、8回2/3を4安打と好投した前田主将は「いい思い出になる。マウンドからの景色を忘れないようにしたい」と涙を流しながら神宮のマウンドに別れを告げた。入学後に硬式に転向し、2年秋にリーグ戦デビュー。通算成績は0勝23敗に終わり、卒業後は大手商社に就職するため野球から離れるが「浪人時代にテレビで見ていた人と投げ合うのは楽しかった」と感無量の様子だった。

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2010年10月25日のニュース