楽天に「跳び蹴り警報」!標的になりそうなのは…

[ 2010年10月25日 06:00 ]

トークショーに参加した山崎

 「跳び蹴り警報」発令だ。楽天・山崎が宮城県利府町でトークショーを行い、来季監督に決まった星野仙一氏の「愛のムチ」について語った。

 「若いころは、普通のことが通用しない人だった。後ろを向いて返事をしようものなら、跳び蹴りが飛んできますよ」
 星野氏が指揮した中日で計11年間プレーした山崎は、チームの誰よりも闘将を熟知している。「星野さんの餌食になりそうなのは嶋と聖沢。投手では永井、青山あたりかな」とニヤリ。さらに、「チームは秋季練習をやっているけど、今からピリピリした雰囲気でやらないと。星野さんは若手が思っている以上に厳しいよ。練習でもプレッシャーを感じながらやることになる」と警告した。直接指導を受けた当時から9年が経過したとはいえ、星野氏の闘争心は健在。若手選手に心の準備を促した。 
 来季43歳シーズンを迎えるベテランであっても、いつ足が飛んでくるか…。山崎も跳び蹴り回避に全力をそそぐ。

 ◆星野氏熱血メモ
 ☆愛のムチ 監督として中日時代は中村や立浪、阪神時代は矢野らに対して鉄拳も辞さなかったとされる。詳細は不明ながら相手は主力級が多く、期待の裏返しだった。
 ☆乱闘 中日監督1年目の87年5月3日の中日―広島戦で、タッチプレーをめぐり両軍ベンチ総出の乱闘劇に。広島・伊勢コーチともみ合い、自身初の退場処分を受ける。同年6月11日の中日―巨人戦では、死球を受けた巨人・クロマティが中日・宮下に暴行。これには王監督に拳を突き立て怒りを示した。
 ☆審判にも 2000年5月6日の中日―横浜戦で、立浪への投球の判定をめぐり、橘高球審に体当たりし退場処分に。5日間の出場停止と制裁金50万円の処分を受けた。

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2010年10月25日のニュース