名古屋商大初Vならず…中村監督「僕の責任」

[ 2010年10月25日 18:29 ]

 愛知大学野球秋季リーグは25日、名古屋市の瑞穂球場で行われ、中村順司監督が就任してから初優勝を目指した名古屋商大は2―5で愛知大に敗れ、勝ち点3で優勝を逃し、2位が確定した。愛知学院大が勝ち点4で優勝。

 高校野球の名門、PL学園高(大阪)の監督を退いた中村監督は、1999年から母校の名古屋商大を率いてきた。勝てば優勝という試合だったが「チームとしてはベストを尽くした。僕の責任です」と肩を落とした。

 ≪中村監督「大学は難しい」≫名古屋商大は優勝を懸けた最終戦で逆転負け。2―1でリードしていた六回に3点を奪われ、七回にも1点を許し、突き放された。中村監督は「選手たちは普段と変わらなかった。不運な当たりもあった」と選手をかばった。
 PL学園高を率い、甲子園では春夏合わせて計6度の優勝を誇る名将も大学ではまだ優勝がない。「大学はシーズンが8週にわたるので、難しさがある」と話した。

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2010年10月25日のニュース