FA斎藤、41歳の来季も「アメリカを優先」

[ 2010年10月25日 06:00 ]

帰国した斎藤

 ブレーブスからFAとなった斎藤隆投手(40)が、来季もメジャーを最優先する考えを示した。24日、成田空港着の航空機で帰国。注目される去就について問われると「アメリカを優先していく。(方針に)変わりありません」と話した。

 渡米して5年目の今季は、左脚の故障や右肩痛にも悩まされたが、ブ軍のセットアッパーとして56試合に登板し2勝3敗1セーブ、防御率2・83。地区シリーズでの登板機会はなかったが、救援陣の柱としてワイルドカードでのプレーオフ出場に貢献した。現在の交渉状況は白紙でブ軍と再契約する可能性も残すが、「望まれていくのが選手としては幸せ。(気持ちを)整理して考えたい」と慎重だった。
 今季は日本人大リーガーとして最年長勝利とセーブを樹立した。41歳になる来季も記録への挑戦は続くため、「時間をかけてやらないと」と例年よりも早く準備に体を動かす予定だ。

続きを表示

2010年10月25日のニュース