原巨人、来季へ“横一線”で11・1再スタート

[ 2010年10月25日 06:00 ]

来季への展望を語る原監督

 巨人は11月1日に11年への第一歩を踏み出す。中日とのファイナルSで敗退してから一夜明け、原監督は名古屋市内のチーム宿舎で報道陣に対応。すでに気持ちをリセットして晴れやかな表情で「来月1日から外国人を除く全員が集まって来季に向けスタートする」と力強く語った。

 まずは1、2軍の枠を取り除き、横一線から選手を見極める。宮崎のフェニックス・リーグに参加している2軍選手は26日にいったん帰京する予定。1日から坂本、長野、松本、越智、山口ら1軍選手も含めて川崎市のジャイアンツ球場で4日間の秋季練習を行う。大所帯で行う練習の最大の狙いは、競争意識の植え付け。4日間の練習期間は、その後に宮崎で行う秋季キャンプに参加するメンバー選考期間でもある。
 「伸び悩んでいる中堅、力を付けてきた若手、どの選手がチームの中心にいるのかを見定めるのが大事。秋キャンプが(来年)2月のキャンプにもつながっていくからね」と原監督。来季目標は、リーグ4連覇を阻まれた中日からのV奪回。もう戦いは始まっている。

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2010年10月25日のニュース