城島 24試合目で…「監督が決めることですから」

[ 2010年4月26日 09:48 ]

 【阪神5―8中日】2死一塁で迎えた7回の第4打席。三ゴロに倒れた阪神・城島はベンチへ引き揚げると、すれ違う形で防具を装着した矢野がグラウンドへ飛び出した。24試合目。個人の最大目標に掲げていたフルイニング出場が早くも途切れた。ベンチに深く腰を下ろした城島は目を大きく見開き戦況を見つめた。

 「自分の起用法については監督が決めることですから。ただこの今、自分のこの内容というか、結果ではどうこういえる問題ではないですよね。全イニングに出る準備、体の準備から含めてキャンプからやってきたつもりですけど、こればっかりは今の自分の内容、バットの内容、リードも含めてね…」

 真弓監督は交代に関し「気分転換。(打撃も)同じタイミングになっている」と理由を示した。今季、捕手で全イニング出場を続けていたのは今月3日から城島1人だった。「これを変えるのは自分しかいない。バットを振るのは僕ですから。結果を出さなきゃいけない」。城島は語気を強めて自身を奮い立たせた。

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2010年4月26日のニュース