広島6連敗…指揮官笛吹けど踊らず

[ 2010年4月4日 06:00 ]

<広・巨>6回、石原が死球を受け、阿部に厳しい視線を送る野村監督(左)

 【広島5-6巨人】広島は、開幕戦白星のあとに6連敗。野村監督は「すべてにおいて流れが良くない」と言葉を絞り出した。

 チームの士気を高めるため、自ら鬼となった。6回2死。4回の本塁打を含めここまで2打数2安打だった石原が初球に死球を食らった。ベンチを飛び出した背番号77は、巨人の阿部に向かって声を荒らげた。「本塁打のあとだったからね。こっちがやっていたら巨人ベンチは感情をあらわにしていたんじゃないか。ウチのベンチはおとなしかった」。しかし、指揮官が笛吹けどもナインは踊らず、連日の逆転負けを喫した。

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2010年4月4日のニュース