悪夢の3連敗…オリックス“投壊”で快進撃止まる

[ 2010年4月4日 20:03 ]

 【オリックス4―10ロッテ】開幕から快進撃を続けていたオリックスにとっては、悪夢のような3連敗だろう。この3試合は自信を持って送り出した先発投手がいずれも序盤に大量失点。掲げる「守りの野球」とは程遠い惨敗に、岡田監督は「全部同じような展開。抑えるためにミーティングしてるのに、同じように打たれたらあかんやろ」とあきれ顔だ。

 「3連敗はしたくないと思っていた」という木佐貫だが、いきなり2失点。キャンプから課題に挙げていた直球のシュート回転が顕著に表れ、威力を欠いた球は簡単にはじき返された。三回には多投せざるを得なくなった決め球のフォークボールで三振を奪えず、相手打線に好球必打された。
 試合後は緊急でバッテリーミーティングが開かれた。「うちにも勢いはあった。無残な負け方で、考えられんこと」と小林チーフコーチ。連勝で築いた自信を失わないためにも、立て直しは急務だ。

続きを表示

2010年4月4日のニュース