“もう隠しません”高校野球甲子園大会の外野企業広告

[ 2010年3月8日 17:32 ]

 高校野球の甲子園大会で、外野フェンスの広告を覆うようにして掲示していた主催者名などの看板が外され、プロ野球の開催時と同様に企業広告が露出されることになった。日本高野連と春の選抜高校野球大会を主催する毎日新聞社、夏の全国高校野球選手権大会を主催する朝日新聞社が8日明らかにした。球場側の要請を受け入れたもので、21日開幕の選抜大会から実施される。

 これまで広告が看板に覆われていたのは14社。甲子園球場ではリニューアル工事の一環として、プロ野球阪神や高校野球の歩みなどを紹介する「甲子園歴史館」が14日に球場内で開館するが、14社は同館の協賛企業となり、球場側は14社からの広告収入を同館の運営費の一部に充てるという。
 日本高野連の小森年展事務局長は「歴史館ではプロ野球だけでなく高校野球の歴史も扱っていただけることもあり、協力することになりました」と話した。

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2010年3月8日のニュース