ゴジラの体づくり「時間かかるけど難しくない」

[ 2010年3月8日 15:49 ]

オープン戦は雨天で中止、守備練習の最後にボールをトスするエンゼルス・松井秀喜

珍しい雨に流された「ゴジラの初登場」

 エンゼルスの松井秀喜のオープン戦初出場は、7日(日本時間8日)の試合が雨で中止になったため9日(同10日)となった。周囲の主力選手は実戦を重ねて調整を進めているが、松井秀は「(開幕には)十分、間に合うと思う」と平然。
 オープン戦では「例年は50ぐらい」という打席数をこなす中で、投手との間合いを測り、球を見極め、打撃を微調整してきた。ただ、現時点では「打席数を考えるよりも、自分(の体)がどういう感じになるか」を重視している。
 6月に36歳になる。近年はひざの故障に苦しみ「衰えなければ、ケガもしない。若いときはすぐだったが、今は体がきちんと出来上がるのに時間がかかる」と変化を実感する。だが、悲観しているわけではなく「(打撃の)理論はいろんな経験によって積み上がっている」と続けた。
 体づくりは「時間はかかるけど、難しくはない」と松井秀。慌てず、入念に自分と向き合っている。(共同)

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2010年3月8日のニュース