清水&山口好投!ベイ投に明るい光

[ 2010年2月27日 06:00 ]

シートバッティングに登板する清水

 今季から横浜先発陣に加わる2人の右腕がシート打撃で好投した。

 ロッテから移籍の清水は初の実戦登板で打者10人に対し3安打。腰の張りで21日のシート登板を回避していたが「打たれることを気にせず、打者との空間で勝負できた」と手応えを示した。投球の幅を広げるため今季から新兵器としてシュートを導入。この日は味方相手とあって投じなかったが「オープン戦で投げておかないとメシが食えないし」と明確なテーマを挙げた。

 一方、抑えから転向する山口は打者10人から5三振。カーブでカウントを取り、最速147キロの直球も威力十分。筒香を空振り三振に仕留めるなど「7、8割の力で球速が出たし手応えはある。カーブの制球も良かった」と納得顔だった。野村投手コーチは「清水はこの時期に上出来。山口も落ち着いて投げていた」と及第点を与えた。

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2010年2月27日のニュース