キビしい…田沢 マイナー選手に痛打許す

[ 2010年2月27日 09:05 ]

 アピールはできなかった。レッドソックスの田沢が、初めて打撃練習に登板。フランコナ監督やエプスタイン・ゼネラルマネジャーら首脳陣が見守る中、マイナー選手相手に39球を投じ、2本の柵越えなど、鋭い当たりを何度も許した。

 メジャー2度目のキャンプ。まだ練習メニューを自分で決められる立場ではない。「フォークとか、スライダーがあまり投げられなかった」。変化球の調整を考えていたが、コーチから速球を中心に投げるように指示されたという。
 それでも田沢は「思ったよりコントロールが悪かったし、フォームがばらついたところは修正していきたい」と、素直に反省を口にした。
 昨季はマイナーで先発ローテーションに入り、経験を積んでメジャーに昇格した。だが、ことしはエンゼルスから実績ある右腕ラッキーが加入。先発でのベンチ入りは厳しい。ファレル投手コーチは「キャンプ、オープン戦の期間中は中継ぎで調整させる」と、救援陣の競争に参加させるプランを示した。(共同)

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2010年2月27日のニュース