阪神ドラ1の二神、地元高知で好投

[ 2010年2月27日 19:25 ]

オリックス戦に先発し4回を1失点と好投した阪神・二神

 【阪神11-1オリックス】開幕ローテーション入りへ、また一歩前進した。阪神ドラフト1位の二神(法大)が先発し、4回を無四球で2安打1失点。地元高知で上々の投球を披露した右腕は「四球がなかったのは収穫。しっかり試合をつくれたと思う」と胸を張った。真弓監督は「二神が安定した投球を見せてくれたのが一番」とルーキーをたたえた。

 最速143キロの直球を軸に、切れのある変化球を織り交ぜる。制球力が抜群で、ストライクを先行させる投球が光った。バッテリーを組んだ狩野は「ストライクで困るタイプじゃない。カウントが悪くても変化球で取れる」と称賛した。
 フリー打撃や練習試合で好投し続けてつかんだオープン戦先発の座でまたも結果を出した。高まる周囲の評価にも二神は「課題は全部。全面的にレベルアップしていきたい」と謙虚に話す。
 だが、女房役の狩野が「新人と思ってない。1軍の投手と思ってリードしている」と話せば、指揮官は「ローテーション争いの中にしっかり入ってきている」と実力に太鼓判を押した。

続きを表示

2010年2月27日のニュース