黒田「完全燃焼」誓い渡米、新球武器に“開幕”意欲

[ 2010年1月15日 06:00 ]

米国に向けて出発するドジャースの黒田

 ドジャース・黒田がメジャー3年目のキャンプに備えて成田空港から渡米した。「世界一に貢献したい。悔いの残らないよう完全燃焼して1年を終えたい」とし、2年連続となる開幕投手にも「やる以上は目指してやりたい」と意欲を見せた。

 契約最終年の今季は新球チェンジアップの習得に取り組んでいる。「昨年フォークの落ちが不十分だった。緩急をつけるとともに空振りがとれるボールをつくりたい。キャンプ、オープン戦を通じて自分のものになれば」と説明。その上で「1年間故障なくできれば、200投球回という数字もクリアできる」と話した。同学年の松井がエンゼルスに移籍。「お互い年を取って、これまでとは(ひと味)違った対戦をしたい」と、6月の交流戦での対決を心待ちにしていた。

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2010年1月15日のニュース