中継ぎに不安…ヤンキースはリベラ頼み?

[ 2009年11月2日 09:36 ]

ワールドシリーズ第3戦に勝利、捕手ポサダ(右)からねぎらいを受けるヤンキースのリベラ

 第3戦の9回はヤンキースの4点リードで迎えた。マウンドには、今季は抑えにつなぐ役目を任されているヒューズ。だが、1死から8番打者に本塁打を浴びると、ジラルディ監督はすかさず抑えのリベラに交代。ベテラン頼みを象徴するシーンだった。

 ワールドシリーズに入ってヤンキースの泣きどころは中継ぎ。先発のチェンバレンを待機させるなど厚みを持たせようとしているが、不安は解消されていない。ヒューズは第1戦も8回に登板して2四球で降板した。
 ジラルディ監督は「中継ぎ陣への信頼は変わらない」と言うが、先発が降板すると、チームは途端に落ち着きがなくなる。既に今年のポストシーズンでリベラが2イニング以上投げたのは3試合。39歳右腕の“酷使”が続く。リベラは「何があっても次に備えないといけない」と責任感を口にするが、一方で「登板が続くとつらい」と漏らしている。(共同)

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2009年11月2日のニュース