藤川目標の二神は城島とのバッテリー熱望

[ 2009年10月29日 17:40 ]

阪神から1位指名され、あいさつに訪れた真弓監督(右)と笑顔で握手する法大の二神一人投手

阪神歴代ドラフト1位と主な指名選手(平成)

 阪神から1位指名を受けた法大の二神一人は「小さいころから目指していた場所なので素直にうれしい」と喜んだ。
 150キロ前後の直球と安定した制球力を誇る本格派。全日本大学選手権で14年ぶりに母校を優勝に導き、最高殊勲選手に選ばれた右腕に、真弓監督も「プロでもすぐに使える」と即戦力として期待する。二神も同じ高知県出身の藤川を目標に挙げ「同じ直球を投げられる投手になりたい」と意欲を燃やす。
 甲子園球場とは不思議な縁がある。高知高3年の時、夏の高知大会決勝で勝った明徳義塾高が不祥事で出場を辞退。急きょ甲子園大会への出場が決まったが、初戦で敗退した。「甲子園でやり残したことがある。精いっぱい頑張りたい」と熱いファンで知られる聖地での活躍を誓った。

 ▼二神一人投手(法大) 阪神は出身地の高知でキャンプを張るなど身近な印象があるチーム。開幕1軍はもちろん、シーズンを通して1軍に定着して活躍できることが目標で、城島さんに受けてもらえるよう頑張りたい。

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2009年10月29日のニュース