先発にこだわる中沢「亀井先輩との勝負楽しみ」

　ヤクルトから１位指名を受けたトヨタ自動車の中沢は「先発にこだわってやっていきたい」と力強く抱負を語った。

　最速１４８キロの直球と、カーブ、スライダーなど多彩な変化球を織り交ぜた投球が持ち味。特に変化球でカウントを取れるようになったことで自信をつけた。
　巨人で活躍する亀井は中大時代の先輩で、野球部の寮で同室だったという。同じセ・リーグで、違うユニホームを着ることになる２４歳の左腕は「対戦することがあれば全力で向かっていきたい」と、プロの舞台での勝負を楽しみにしていた。
　▼ヤクルト１位・中沢投手（トヨタ自動車）　指名されるか不安だったけど、ホッとしている。ケガをしないで自分の力を精いっぱい出していければいい。持ち味の緩急を使うスタイルを貫いて勝負したい。

　▼ヤクルト３位・荒木内野手（近大）　ホッとした気持ちと素直にうれしいという気持ち。ここからがスタート。同じショートの宮本さんがあこがれ。プロは競争だが、いろいろ勉強していきたい。