台湾八百長事件 元西武の張誌家も聴取

[ 2009年10月29日 06:00 ]

 台湾の検察当局は28日、台湾プロ野球リーグの八百長事件で、元西武の張誌家投手(ラニュー)ら計9人の現役選手を聴取した。

 地元メディアは、当局がほかにも30人に上る選手やコーチを取り調べる方針だと伝えており、球界への捜査はさらに広がりそうだ。聴取を受けた選手にはロッキーズなどでプレーした曹錦輝投手(兄弟)も含まれている。当局は27日に賭博グループの男や、同グループと選手を仲介していた元選手ら計6人を逮捕。台湾プロ野球ではこれまでも暴力団絡みの八百長事件が表面化しており、昨秋には関与したチームが解散している。

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2009年10月29日のニュース