史上最多競合選手は野茂&小池

[ 2009年10月29日 06:00 ]

 ▽ドラフトで6球団以上が競合した選手

 ▼岡田彰布(79年早大)当時、史上最多となる6球団から指名されて阪神が交渉権を獲得。幼い頃からあこがれていた球団がクジを引き当て「あまりにも願い通りにいって信じられない」。
 ▼清原和博(85年PL学園)6球団が競合して西武が交渉権を獲得。清原が入団を熱望していた巨人は桑田を1位指名し「気持ちの整理がついていない」と会見場で涙を流した。
 ▼野茂英雄(89年新日鉄)史上最多の8球団が競合し、近鉄の仰木監督がクジを引き当てた。会見では「8球団も指名してくれたことに恥じない選手になりたい」とコメント。
 ▼小池秀郎(90年亜大)最多タイの8球団が競合し、ロッテが交渉権を獲得。しかし「西武、ヤクルト、巨人以外ならプロ入りしない」と入団拒否。松下電器を経て、2年後に近鉄に入団。
 ▼福留孝介(95年PL学園)高校生としては最多の7球団が指名。近鉄が交渉権を獲得したが「希望球団以外は社会人」と入団拒否。日本生命で3年間プレーし、98年に中日を逆指名した。
 ▼大場翔太(07年東洋大)6球団による抽選で、ソフトバンクの王監督がクジを引き当てた。当日中に王監督の訪問を受け「優勝を争える強いチーム。うれしい気持ちでいっぱい」。

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2009年10月29日のニュース