悲劇的幕切れ…ノムさん、声が出ない

[ 2009年10月21日 23:40 ]

サヨナラ負けで初戦を落とし、力なく取材に応じる楽天・野村克也監督

 【楽天8―9日本ハム】勝利を目前にした楽天に悪夢が待っていた。4点リードの9回1死から5失点。最後は逆転サヨナラ満塁本塁打という、あまりにも悲劇的な幕切れだった。野村監督は「お見事だね」と、消え入るような声で絞り出すのがやっと。ショックが、ありありと見て取れた。

 苦手の武田勝を攻略し、7回で6―1。しかし、ブルペンがもろさを露呈した。8回に永井が2点目を失うと“一人一殺”の継投へ。だが、安打、四球に2暴投。この回だけで4投手を救援させたが、2点差にされた。
 9回に鉄平の2ランで突き放したかに見えたが、抑えの福盛も勢いを止められない。1死から3連打で失点し8―5。高橋には四球で塁が埋まり、スレッジへの2球目を左翼席へ運ばれた。守護神は「切り替えるだけ」と前を向くが、あまりに大きな1敗だ。
 第1ステージは岩隈、田中が完投勝ちし、救援陣の出番がなかった。「2人で終わっちゃったから、不安ではある」という指揮官の懸念は、現実のものとなった。追い詰められた老将は、重そうな足取りでバスに乗り込んだ。

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