相性最悪 松井秀「すべてがうまくいかなかった」

[ 2009年10月21日 11:46 ]

エンゼルス戦の4回、チャンスに空振り三振に倒れ、ベンチに戻るヤンキース・松井秀

 【ヤンキース10-1エンゼルス】ヤンキースの松井秀のポストシーズンでの連続試合安打は4で止まった。チームは大勝で3勝1敗とし、6年ぶり40度目のア・リーグ優勝に王手をかけたが、自身はいいところなく3三振で「うまく攻められたといえばそれまでだが、すべてがうまくいかなかった」。

 エンゼルスの先発が今季途中まで同地区のレイズに所属し、苦手とする左腕カズミアーだったため、今ポストシーズンで初めて5番から6番に下がって先発した。だがこの日もリズムを崩され、前半に2度の絶好の先制機で凡退した。
 二回無死一、二塁ではカウント1―2から内角の速球に詰まらされて遊飛。四回無死二、三塁では2―1と追い込まれ、内角速球に手を出して空振り三振に倒れた。救援陣にもタイミングが合わず、簡単に抑えられた。
 それでもチームはエースのサバシア、4番ロドリゲスの活躍で勝ち、敵地で王手をかけた。振るわなかった松井秀だが、21日は練習日。「自分のいつもやってることをしっかりやって、また、いい形で入れればいい。あと1勝だから、まずあさっての試合をしっかり戦う」と話した。(共同)

続きを表示

2009年10月21日のニュース