“4番の存在感”松井秀、打撃好調もチームは敗戦

[ 2009年5月3日 11:08 ]

エンゼルスに敗れ、引き揚げるヤンキース・松井秀

松井秀 12戦連続安打となる先制打も…

 【ヤンキース4―8エンゼルス】ヤンキースの松井秀が5試合連続打点を挙げ、4番打者として存在感を示した。1回の先制機に右前へ適時打。ボール、ボールと続いたカウント0―2から甘く入ってきた速球を逃さなかった。出場12試合連続安打とした一撃を「いい打撃だった」と振り返った。
 志願者だけで行われた試合前の練習でフリー打撃に参加して打ち込み、いきなり好結果を出した。ただ、これが打線にとって先発右腕パーマーから奪った唯一の得点。チームは逆転負けし、連勝は4で止まった。
 松井秀も同点の6回2死三塁では、フルカウントから外角低めに入ってくるカットボールに空振り三振。投手からみれば歩かせてもいい場面で厳しいコースを突かれ、打ち取られた。
 直後の7回にエンゼルスに勝ち越しを許しただけに「勝負どころで向こうに流れがいってしまった。同点の場面で1本出ていれば違う結果になったかもしれない」。松井秀は悔しそうだった。(共同)

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2009年5月3日のニュース