大田いよいよ紅白戦「5番・三塁」デビュー

[ 2009年2月14日 06:00 ]

グラウンド整備しながら捕球の姿勢を取る大田泰示

 巨人のドラフト1位・大田が、14日に行われる初の紅白戦に「5番・三塁」で先発出場する。

 実戦でのプレーは東海大相模の主砲として活躍した昨年7月27日の北神奈川大会決勝以来、202日ぶり。その試合は高校通算65号本塁打を放ちながら、慶応に逆転負けし甲子園を逃した。プロデビューを前に大田は「いい緊張感で臨めればいい。1球も無駄にしないようにしたい。仲間同士だけど、戦いになれば敵。戦闘モードで行きたい」と気合を込めた。

 今キャンプでは原監督から2度、打撃指導を受けコンパクトなスイングにチェンジ。守備でも勝呂2軍内野守備走塁コーチから連日、基礎を叩き込まれている。攻守とも発展途上とあり、原監督は「どういう姿で敵と戦うかを見たい。結果が出たからと言って何になる?光るものが見えるかだよ」と、結果よりも内容を重視する考えを示した。

 この日はフリー打撃で強い逆風の中、35スイングで2発のサク越えを放った大田。「(特別な準備は)特にない。いつも通りです」と平常心でグラウンドに立つ。

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2009年2月14日のニュース