“野茂教室”最終日もトルネード熱血指導

[ 2008年11月15日 06:00 ]

野茂英雄臨時コーチ(中)の投球練習を大石大二郎監督(右から2人目)、投手陣が見つめる

 オリックスの秋季高知キャンプに臨時投手コーチとして参加していた元大リーガー・野茂英雄氏(40)が14日、3日間の“特別講習”を終えた。最終日はキャンプ参加全21投手をブルペンに集め、トルネード投法を披露した。「選手たちも実際に投げている姿が見たいだろうと思ったので、野茂にお願いした」と佐々木チーフ投手ら首脳陣の要望に応え、捕手を立たせて13球、座らせて10球。その後はフォークを投げる際の体の使い方などを説明しながら5球の実技指導を行った。“生きた教材”を目の当たりにした金子は「言われた通りにフォークを投げたら自分でも驚くくらい落ちた」と充実した3日間を振り返った。

 大石監督は「来ていただいてよかったと思った。100点以上」と感謝。来春キャンプの臨時コーチ就任も打診済みで、“野茂教室”は、来年2月に沖縄・宮古島で再び開かれることが濃厚だ。

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2008年11月15日のニュース