ラミレスにサバシア…メジャーのFA市場は豊作

[ 2008年11月15日 10:21 ]

 先発投手、救援投手、外野手、内野手とまんべんなく一流選手がそろった。米大リーグのフリーエージェント(FA)市場は、ここ数年にない豊作で注目されている。

 平均年俸2000万ドル(約19億4000万円)を超える契約を手にすると言われるのは、ラミレス(ドジャース)とサバシア(ブルワーズ)。ともにシーズン中に移籍し、驚異的な活躍で移籍先の球団をプレーオフに導いた。
 ボンズが事実上引退した今、ラミレスはプホルス(カージナルス)と並び大リーグ最高の打者と称される。ドジャースとメッツが記録的高額で獲得を争うとみられる。
 大型左腕のサバシアはヤンキースが獲得に動く。20歳でデビュー以来、故障知らずで8年連続で規定投球回に到達。今季終盤は3試合続けて中3日で先発し、好投した。
 スイッチ打者として打率3割、30本塁打の力を持ち、一塁守備の評価も高いテシェイラ(エンゼルス)は長期契約で年俸2000万ドルに達するか。シーズン記録の62セーブを記録したロドリゲス(エンゼルス)と18勝を挙げた本格派右腕バーネット(ブルージェイズ)も例年ならFAの目玉となる実力者だ。(共同)

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2008年11月15日のニュース