三浦引き留め 3年8億円に“幹部手形”

[ 2008年10月18日 06:00 ]

 横浜が、FA権を保有し今季限りで6年契約が切れる三浦大輔投手(35)に3年総額7~8億円契約プラス“幹部手形”の好条件を用意して引き留めをはかる。

 三浦は今季右肩痛で戦線離脱しながらも防御率3・56と規定投球回数に到達し、チームトップの7勝をマーク。FA宣言した場合は阪神などが興味を示しており争奪戦は必至な状況だけに、佐々木球団社長は「相川、金城もそうだけど三浦も絶対に残ってもらわないと困る」。村上チーム運営部門統括も「他球団も獲りにくる。複数年?それも考えているし、ある程度条件を考えないと。指導者の資質もある」と提示条件に将来の指導者手形を含める可能性を示唆した。三浦は「じっくり考えたい」と明言を避けており交渉は長期化する可能性が高いが、来季の巻き返しへ不可欠な存在だけに最大限の誠意を示して慰留を促す。

続きを表示

2008年10月18日のニュース