巽「直球で押した」 近大3連覇に王手 

[ 2008年10月18日 18:44 ]

 関西学生野球リーグ第7節第1日は18日、大津市の皇子山球場で1回戦2試合を行い、近大が3―1で立命大に先勝した。近大は19日の2回戦に勝つと、最終節で2連敗しても勝率で他校を上回るため、3季連続43度目の優勝が決まる。関学大は17―2で京大に大勝した。

 近大は0―1の一回に敵失と藤川の犠飛で2点を奪い逆転。プロ注目の右腕・巽が6安打に抑えて完投した。関学大は計14安打を放って圧倒した。
 優勝を争う立命大相手に「久しぶりに悪い緊張の仕方だった」と右腕。わずか11球で先制点を許したが、軸足の使い方を修正した成果も出て徐々に調子を上げた。6安打で完投し「直球で押せば連打はないと思った」と胸を張った。
 春は立命大に先勝してから連敗を喫した。榎本監督は「明日(19日)は総力戦でいきます」と気を引き締めていた。

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2008年10月18日のニュース