世界一へ、フィリーズが練習スタート

ワールドシリーズへ向け、打撃練習に臨むフィリーズの主砲ハワード（左）とビクトリノ

　米大リーグ、ナ・リーグ王者となったフィリーズは１７日、本拠地フィラデルフィアでワールドシリーズに向けての練習を開始した。

　実母の葬儀に参列したマニエル監督の姿はなかったが、午後１時すぎから約１時間半、時折笑顔もみられるなど落ち着いた様子で練習した。
　主砲ハワードは「１週間の休みは、シーズン中の日程に当てはめて考えると、１カ月ぐらいに感じられる」と話し、ワールドシリーズまで中６日もある試合間隔に不安がある様子だった。
　１６日夜はア・リーグ優勝決定シリーズをテレビ観戦したらしく「どこが相手になってもいいが、ボストンみたいなチームは、最後まで何が起こるか分からない」と大逆転したレッドソックスの底力を警戒。どちらが相手に決まっても「いかに集中して初戦に臨めるかが大事」と話した。（共同）