中大 1分け挟んで3連勝/東都大学

[ 2008年9月17日 17:40 ]

 東都大学野球秋季リーグ第2週第2日は17日、神宮球場で2回戦2試合を行い、中大が2―1で日大に競り勝ち1勝1分けとし、亜大は青学大に4―0で快勝、1勝1敗とした。中大は5回までに堀の適時打などで2点を奪い、3投手の継投で逃げ切った。亜大はリーグ戦初先発の北原が4安打、6三振で初完封勝利を飾った。3回戦は18日に同球場で行われる。

 元プロ野球選手の高橋監督が率いる中大が1分けを挟んで3連勝を飾った。「勝ったのはうれしいけど、それにしても打てないな」と4試合で7得点の打線に苦笑した。
 それでも、投手陣の頑張りとこの2試合無失策の守備を褒め「それぞれに持ち味を出して精いっぱいやっている。凡ミスをなくせば上とやってもいい勝負ができる」と手応えを口にした。

 ≪北原、病克服し完封勝利≫亜大の北原が見事な完封勝利を挙げた。2月に筋力が低下するなどの障害が出る難病で1カ月入院した。退院後も歩行練習からのリハビリを経て、春季リーグ終盤にやっと投げられるまでに回復した。「いけるところまでと最初から飛ばした。まさか完封できるなんて。ここまで支えてくれた仲間に感謝です」と満面の笑みだった。

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2008年9月17日のニュース