作新学院 再試合制し史上最多7度目V!

[ 2008年9月1日 06:00 ]

2年ぶり7度目の優勝を果たし、応援席に向かって駆け出す作新学院ナイン。奥は準優勝の中京

 第53回全国高校軟式野球選手権最終日は31日、兵庫県の明石公園野球場で30日に延長15回引き分けとなった決勝の再試合を行い、作新学院(栃木)が中京(岐阜)を5―1で下し、2年ぶり7度目の優勝を達成。龍谷大平安(京都)と6度で並んでいた優勝回数の最多記録を更新した。

 作新学院は1―1の6回1死満塁、山井の打球が右中間を抜けた。走者一掃の三塁打に「つないでくれたみんなの気持ちで打った。今までで一番いい当たり」とヒーローは歓喜の輪の中で笑った。投の主役は背番号5の渡部だ。「焦らずに投げることだけを考えた」と1失点完投。30日の試合で14回からの2イニングを抑えたことで回ってきた大役をこなした。最多となる7度目の優勝に黒川監督は「新しい歴史をつくることができた。子供たちに感謝です」と笑顔で話した。

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2008年9月1日のニュース