今季初月間負け越し…アニキ危機感

[ 2008年9月1日 06:00 ]

<神・巨>8回表1死満塁、阿部(左)に押し出し四球を与え、勝ち越しを許したウィリアムス

 【阪神1-6巨人】阪神は今季初の月間負け越し。前日のグライシンガーに続き、内海も攻略できず、金本は辛らつな言葉を吐いた。「内海どうこうじゃない。ウチが弱いということよ。今まで勝ってきたことがマグレ」。得点は押し出しの1点だけ。4番・新井は故障離脱中で、外国人選手も1軍にいるのは育成枠上がりのバルディリスだけだ。「スターティングメンバーの中に力のあるバッターがいるか?ウチは弱いということ」と同じ言葉を繰り返した。優勝マジックは25が点灯しているものの、アニキはクライマックスシリーズも見据え、苦手の2枚を打てなかったことに危機感を募らせた。

 投手陣も同点の8回から登板のウィリアムスが4失点。岡田監督も「巨人に一番必要な投手。嫌なイメージを取らないと」と今後の戦いに不安をのぞかせた。

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2008年9月1日のニュース