WBC監督 コミッショナー中心に早急に人選

[ 2008年9月1日 19:38 ]

 プロ野球の実行委員会が1日、東京都内で開かれ、来年3月に実施される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督の選考について協議し、加藤良三コミッショナーを中心に早急に人選を進めていくことを確認した。

 会見した加藤コミッショナーは「WBCに勝てる強いチームづくりが重要との意見で一致した」と説明。日本シリーズ優勝監督が就任する案や、選考委員会を設ける案も出たが、加藤コミッショナーが前回大会で指揮を執ったソフトバンクの王貞治監督らから意見を聞き、見解をまとめることに決まった。

 日本は2006年に開催された第1回WBCを制して初代王者に輝いたが、星野仙一監督が指揮を執った今夏の北京五輪ではメダルを獲得できなかった。

 また、社団法人日本野球機構の理事会が開かれ、10月1日からの来年度予算案の説明なども行われた。

 ▼中日・伊藤一正球団代表の話 選手をよく分かっているので、直近の日本シリーズ優勝監督にお願いしたらいいと提案した。不測の事態があってできない時は対戦相手の監督でもいい。外国人監督が引き受けるケースも出てくるが、これだけ国際化しているから問題ない。基準がないと混乱する。最終的にはコミッショナーがしかるべき人の話を聞いて決めるでしょう。

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2008年9月1日のニュース