レイズ猛打で圧勝、8月は21勝7敗

[ 2008年9月1日 15:11 ]

 【レイズ10-4オリオールズ】ハメルが最後の打者を三振に打ち取った瞬間、3万2000人余のレイズ・ファンで埋まったスタンドからは歓喜の声がわき上がった。

 この日も猛打で2けた得点しての圧勝だった。これで後半戦は13カードのうち12カードに勝ち越し。残る1カードも2勝2敗で、快進撃はとどまる気配がない。8月は21勝7敗で終えた。
 「これからも最後までペダルを踏み続けていくだけ」。試合後、マドン監督はあえて選手たちに一層の奮起を促した。そして、大量リードの7回、2死から一塁手の失策を呼んだ岩村の全力疾走を取り上げ「ああいう懸命さが点につながり、ほかの選手たちを奮い立たせる」と、背番号1への信頼を口にした。
 岩村は「当たり前のことを当たり前にやる。自分はそれを続けていきたい」。日本国内でのものとはいえ、チーム内では数少ない優勝経験者だ。今が重要な時期なのは十分承知している。この日は無安打だったが、最大限の努力をした。
 いよいよ残り1カ月。岩村は「まだまだです。(強いチームばかりとの対戦を残し)気の抜けない日々が続いていくと思う」と気合を入れ直していた。(共同)

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2008年9月1日のニュース