城島“行ったり来たり”でナックル疲労

[ 2008年8月19日 06:00 ]

 【マリナーズ8―11ツインズ】マリナーズの城島は54日ぶりとなる4号ソロに、1二塁打2四球と好調を維持した。6回にフルカウントからの内角速球を左翼席へ。「追い込まれていたので小さく振って体の回転で打てた」と自画自賛の一撃だ。これで最近先発した9試合は打率・333。ただし守備では11失点と喜べず、5回はナックル投手のディッキーが大リーグ記録に並ぶ1イニング4暴投に1捕逸。「暴投が怖ければナックルはこの世に存在しない」というもののバックネットへの往復でお疲れの様子だった。

 ≪イチロー「大チャンス」には悔しい凡退≫マリナーズのイチローは連日の2安打で、今季200安打まで残り39試合で41本とした。7回は投手の足元を抜く中前打、8回は三塁手の位置を見て初球をバント安打。ただし3点を追う9回は下位打線の粘りで2死満塁のチャンスをつくりながら、ツ軍守護神ネーサンの初球を一ゴロ。試合後は悔しさをぬぐい切れず、表情を曇らせたままだった。

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2008年8月19日のニュース