引退表明の清原の出番なし

[ 2008年8月19日 22:49 ]

楽天に大差をつけられ出番のないオリックス・清原(右)

 【オ5-12楽】18日に今季限りでユニホームを脱ぐ意向を明らかにしたオリックスの清原和博内野手は19日、スカイマークスタジアムで行われた楽天18回戦でベンチ入りした。

 この日は東京都内から移動後の試合。清原はいつも通りチームより早めに球場入りし、ランニングなどをこなした。しかし試合は中盤で大量リードを許す展開となって5―12で敗れ、清原の出場機会はなかった。

 シーズン半ばにして引退を決意した清原に、球界からは惜しむ声が相次いだ。大阪・PL学園高時代、清原とともに春夏の甲子園を沸かせて「KKコンビ」と呼ばれた桑田真澄氏は、この日、スカイマークスタジアムを訪れて清原と握手をし「悔いのない現役生活を送ってもらいたい」とエールを送った。

 阪神の金本知憲外野手は「まだ『お疲れさん』じゃない。何とか本塁打を見たい」と、残り試合での奮闘を期待。高校の先輩である広島の小早川毅彦コーチは「PLという名前を確固たるものにしてくれた。西武から巨人に来てから対戦も増え、あの打撃や雰囲気を見るのが楽しみだった」と振り返った。

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2008年8月19日のニュース