阪神大勝!連敗3でストップ

[ 2008年8月19日 19:16 ]

6回、上野(手前)から満塁本塁打を放ち、笑顔で本塁に向かう阪神・関本

 【神14-5広】阪神が大勝で連敗を3で止めた。1回に鳥谷の適時打で先制し、2回は5長短打などで5点。2点差に迫られた直後の6回、関本の満塁弾など一挙7点で突き放した。安藤は自己最多タイの11勝目。

 貧打にあえいでいた打線がつながる。阪神は打者一巡が2度。先発全員の15安打で14点。久々の猛攻を生んだのは3、5番のバットだった。

 9試合ぶりの先制点は3番鳥谷から。1回1死二塁で右前に運んだ。2回、打者10人で5点を奪うきっかけは5番の林威助。先頭で右越えに今季1号を放ち「予感はなかったけど、うれしい」と笑顔を見せた。2点差に追い上げられて迎えた六回も、林のバットで突き放す。一死満塁で左前打。その後、関本の満塁弾などで計7得点し、大勢を決めた。
 打線が低調だったここ9試合。4番金本の前後が湿っていた。3、5番を合わせても打点はわずかに7で、打率も2割に届かない。この日は鳥谷が3安打4打点、林は3安打2打点だった。
 林が「塁に出る気持ちで打席に向かった」と言えば、鳥谷も「うしろにつなぐ気持ちが良かった」と言う。阪神打線に、再上昇の兆しが見えてきた。

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2008年8月19日のニュース