巨人 勝つには勝ったけど…ミス連発

[ 2008年6月29日 18:22 ]

 【巨6-1広】9回にラミレスが満塁本塁打を放つなど、巨人は5点差で勝った。だが、ミスから苦戦を強いられた試合内容だった。

 1点リードの6回。先頭の木村拓が右前打し、3番・大道が送りバントを失敗。チャンスを広げられなかった。
 同点の9回も先頭の岩舘が四球を選んだものの、坂本が送りバントを決められなかった。体調が万全でなく、先発出場を見合わせた小笠原、高橋由の代打攻勢が決まり勝ち越しには成功した。
 再び貯金は1となった。原監督は9回の攻撃に「チームのミスを、ガッツ(小笠原)がチャンスとして広げてくれた」と話した。しかし、1点を争う戦いで、バントミスは致命的なミスになりかねない。
 一発攻勢から、つないで守り切る野球へとかじを切りつつある巨人。だが、上位2チームを追い上げるには見過ごせない反省点が浮き彫りになった。

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2008年6月29日のニュース