勝負弱い…内海悔しい引き分け

[ 2008年6月29日 06:00 ]

<広島・巨人>7回1死一塁、ラミレスの左前打で一塁走者・小笠原が三塁を狙うがタッチアウト

 【巨人3―3広島】勝てなかった。7回途中、降雨コールドで巨人は今季2度目の引き分け。2度もリードを奪いながら白星をつかめなかった原監督は「ミスが出た?これから(シーズンも)佳境に入っていくわけだからね」と渋い表情だった。

 3回に小笠原の2ランで先制も、エースの内海が直後に同点とされた。1死一塁で遊撃の坂本が赤松のゴロをお手玉して併殺を奪えなかったが、そこから3連打を浴びて19歳のミスをカバーできず。1点の援護をもらった直後の5回も1死から簡単に連打を許して同点とされた左腕は「情けないです」とうなだれた。
 負ければ借金1で4位転落の正念場で引き分けも、首位・阪神とは今季最大タイの11ゲーム差。「勝ち越しを許さなかったのは評価すべき。でも、一番悔しいのは内海でしょう」と原監督。日を追うごとに、1球の重みは増す。

続きを表示

2008年6月29日のニュース