明大・江柄子 最終学年で花開く

[ 2008年5月13日 06:00 ]

 東京六大学野球春季リーグ戦第5週第2日は12日、神宮球場で2試合が行われた。第1試合は明大が先発・江柄子(えがらし)裕樹投手(4年)の6回1安打無失点の好投で立大を3―0で下し先勝した。第2試合は法大がリーグ戦初出場の成田恭佑外野手(2年)の勝ち越し打などで東大に6―3で勝利。今季初の勝ち点を挙げた。

 【明大3―0立大】最終学年の今季からベンチ入りした江柄子が最速144キロの直球と右打者の内角を突くシュートを武器に6回1安打無失点の好投を見せた。実家が神宮球場から徒歩4分の距離にあり、少年時代からあこがれていたマウンドで躍動した右腕は「夢が正夢になっていてうれしい」と充実感でいっぱいの様子。順調に行けば首位決戦となる17日からの早大戦に向けて「気持ちだけで乗り切れる相手ではない」と気を引き締めていた。

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2008年5月13日のニュース