松井稼 8回6点大逆転の口火切る

[ 2008年5月13日 06:00 ]

ドジャース戦の8回、左前打を放つアストロズの松井稼。母の日にちなんでピンク色のバット

 【アストロズ8―5ドジャース】アストロズ逆転劇の口火を切ったのは松井稼だった。2点を追う8回、先頭でブロクストンから左前打。勢いづいた打線は、この回7安打の猛攻で一挙6得点と試合をひっくり返した。「食らいつくことだけを考えた。よくためて振れた」と母の日用のピンク色のバットで快音を響かせた。クーパー監督も「きょう一番大きな打席はあそこだった。きのうも、きょうも、彼がいつも試合を動かしてくれる」と開口一番でキーマンを絶賛した。

 同じ大阪出身で1学年上の黒田には2打数無安打1四球と抑えられた。日本では01年にオープン戦で1打席だけ対戦あり左飛。「低めにきていた。あそこまで抑えられたわけだから」と賛辞を惜しまなかったが、降板後に借りを返し、ド軍3連戦スイープに成功。5月は8勝1敗と快進撃が続いている。

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2008年5月13日のニュース