一番人気?由規ポスター全部盗まれた

[ 2008年3月22日 06:00 ]

神宮球場構内の柱に張られる、球場改修PRポスター。由規バージョンは盗難のためゼロに…。

 開幕2軍でも“ヨシ君フィーバー”は終わらない。ヤクルトのルーキー・由規(18=仙台育英)の神宮球場に掲示されたポスターが大量盗難の被害に遭っている。熱狂的なファンによる迷惑行為とみられ、球団側も困惑気味だ。

 ポスターは改修した球場の特徴をアピールするもの。高田監督と宮本、青木、石川、加藤ら、選手8人がそれぞれのキャッチコピーで単独登場している。由規は「泣き顔のアップはやめてほしいッス」と、日本最大級のフルスクリーン型スコアボードをPR。球場外の一塁から右翼側にかけての柱に各7~8枚ずつ張られたが、今月初旬からこの日までの3週間足らずで、由規バージョンはすべてなくなった。
 チームの顔・青木でも2枚残っており、登場した9人の中で“全滅”は由規だけ。あらためて注目度と人気の高さを示した形となったが、球団関係者は「盗難だと思う。人気はありがたいですが、こういう行為はやめてほしい」と訴えた。
 由規は13日のソフトバンク戦(神宮)登板後に2軍落ち。イースタンの中継ぎから再出発する予定だ。高田監督は「(課題を克服して)よくなったら交流戦くらいで上げることになるかも」と“本物”が一日でも早く神宮に戻ることを期待していた。

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2008年3月22日のニュース