中日の2年目・西川が満塁本塁打

[ 2008年3月22日 17:51 ]

8回、中日2死、西川が右越えに満塁本塁打を放つ

 【中11―2ヤ】中日は荒木が2安打3打点と当たりが出てきた。2年目の西川が満塁本塁打を放ち、開幕1軍へアピールした。川上はリグスに2ランを許し4回2失点。ヤクルトは中継ぎ候補の木田が8回に2連続本塁打を浴びるなど7失点と崩れた。

 ≪人生初でしょう≫中日の2年目、西川が8回に代打で「人生初だと思う」という満塁本塁打を放った。小柄ながら思い切りのいい打撃が売り物。フルカウントから直球を読み、強振した打球は右翼席に飛び込んだ。
 昨季は開幕前に2軍落ちし、シーズン中は1軍での試合出場がなかった。「1軍での生き残りをかけて戦っている中で、自分としてはいいアピールができたと思う」と笑みが浮かんだ。

 ≪川上2失点もさえたフォーク≫川上は、リグスに一発を浴びて4回を5安打2失点。「きょうはちょっと力んで、上体で投げてしまった」と反省も交じった。
 この日はフォークボールを使わずシュートを多投した。「右打者はほとんど打ち取れた」と、キャンプからまだ投げていなかった球種をオープン戦最後の登板で試し、チェックした。4年連続の開幕投手に向け「自分もそういう感じ(開幕戦)で行ければいいと思う」と、大役へ意欲は十分の様子だった。

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2008年3月22日のニュース