レッドソックス 阪神に逃げ切り勝ち

[ 2008年3月22日 12:22 ]

試合前のセレモニーで抱き合う阪神・金本(左)とレッドソックスのラミレス

 米大リーグの開幕戦を日本で迎えるレッドソックス、アスレチックスと日本チームとのオープン戦が22日、東京ドームで行われ、昨年のワールドシリーズ覇者レッドソックスは、6―5で阪神を下した。

 レッドソックスは1回、オルティスとドルーの2本塁打で4点をリード。阪神も赤星、平野の適時打で反撃したが、及ばなかった。アスレチックスはナイターで巨人と対戦。
 23日も相手を変えてオープン戦が行われ、25、26日にはレッドソックス―アスレチックスの開幕シリーズが東京ドームで開催される。

 ≪球児らしく真っ向勝負≫阪神の守護神が9回のマウンドに向かうと、大きな拍手と「球児」コールがドームを包んだ。米大リーグにあこがれる藤川が、ワールドシリーズ覇者に立ち向かった。
 1球ごとにフラッシュがたかれた。先頭のユーキリスにはすべて直球勝負を挑んだ。10球目の145キロでようやく空振りを奪うと、続くキャッシュを右飛、最後はキルティーを見逃し三振に仕留めた。開幕まで1週間を切ったが「もう一つ力が入るはず」とまだトップギアではない状態で、メジャーの強打者を抑え込んだ。
 昨年12月、将来的な大リーグ挑戦の意思を表明した。練習中には同い年の松坂と野球談議に花を咲かせ、試合後は「楽しかったですね」と話した藤川。夢の実現にはまだ時間がかかりそうだが、ちょっとだけ気分を味わえた1日となった。
 ▼阪神・岡田監督の話 先発の安藤は当ててはいけないと内角を攻められなかった。打つ方は何とか対応できてきた。勝ち負けは別にして収穫のあった試合だった。

 ≪松坂はベンチで観戦≫レッドソックスの松坂はベンチから阪神戦を見守った。
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でチームメートだった阪神の藤川と練習中に談笑し、巨人の上原とも話をしたという。松坂は「(藤川は)いい球投げますね。上原さんとは“日本のボールは飛びますね”という話をした」。
 25日の開幕戦に向け「時差は気にしないようにしているし、体調は大丈夫」と意気込みを見せた。
 ▼レッドソックス・バックホルツ投手の話 タイガース打線は予想以上に体重を軸足に残してしっかり打っていた。何球か甘くいって痛い目に遭った。場内の応援はすごかったけど、マウンドでは集中できた。

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