田口2安打1打点 打撃に手応え

[ 2008年3月22日 09:19 ]

 フィリーズの田口壮外野手は21日、フロリダ州フォートマイヤーズで行われたツインズ戦に「7番・右翼」で出場、3打数2安打1打点だった。内容は三振、中前適時打、右前打、四球。チームは3―2で勝った。

 しばらくぶりの先発出場は、田口にとって価値ある試合となった。第1打席は空振り三振だったが、4回の第2打席は適時打。ファウルしたスイングで「(タイミングが)ぴったりあった」。粘った末、甘く入った内角球をライナーで中前へ運んだ。第3打席も「スライダーが曲がらないのを確認してから振った」という流し打ちで右前打。9回の第4打席も四球を選び、後続の犠飛につなげた。
 気持ちと体の反応のずれに悩んでいたが、この日は先発出場で打席を重ね、試合の中で修正できた。「これで(本来の打撃に)ちょっと戻した。(控えのときも)同じようにできれば、もう大丈夫」。ベテランは手応えを感じ取っていた。(共同)

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2008年3月22日のニュース